トイレのバリアフリーリフォーム

トイレのバリアフリーリフォーム

例えば年をとって体が不自由になっても、人の手を借りずにトイレに行きたい。

こう考える人は多いと思います。

体の状態に合わせてトイレをリフォームすることで、実現に近づけます。

トイレのバリアフリーリフォーム

寝室のすぐそばにトイレを増設したお客様

「バリアフリーにすると新潟市から補助金が出るって聞いたけど…。」

「でもどう進めたらよいかわからない!」

新潟・新発田でそんなお悩みをお持ちの方のために、トイレのバリアフリー化について紹介します。

バリアフリーリフォームの工事内容

トイレのバリアフリーリフォームには下記のようなものがあります。

手すりの取付け

トイレのバリアフリーリフォーム_手すりの取付け

  • トイレ内の壁にL字型の手すりを設置
  • 工事が容易(1時間前後)
  • 費用:1万円程度~

トイレをバリアフリーにする際に、まず必要なのが手すりです。

手すりがあると、トイレ内での転倒防止や、立ったり座ったりする際の体への負担を軽減できます。

工事内容としては便座に対して左右どちらかの壁面に「L字型」の手すりを取り付けるのが一般的。

作業時間は1時間程度と簡単な工事で済みます。

トイレ扉の変更

トイレのバリアフリーリフォーム_スライド折れ戸

  • ドアから引き戸等への変更
  • 開け閉めの動作が楽になる
  • 間取りによっては変更できない
  • 費用:5万円程度~

トイレのバリアフリーリフォーム_取っ手の大きな引き戸

ドアの開閉には広いスペースと大きな動作が必要になるため、バリアフリートイレには引き戸が望ましいです。

特に介助者と一緒に入ることを想定すると、内開きのドアだと難しいです。

引き戸に変更するか、引き戸を引き込むスペースがないときは、スライドタイプの折れ戸も選択できます。

ドアから引き戸にすると、車椅子や杖をついていても開閉しやすくなります。引き戸の取っ手はつかみやすい大きめのものが良いでしょう。

ただ、そもそも間口が狭すぎるなど既存の状態によっては大きめの工事が必要になる場合があります。

トイレの拡張リフォーム

トイレのバリアフリーリフォーム_トイレの拡張

  • 男女別トイレを合併して洋式トイレにする
  • 広いトイレにすることが可能
  • トイレ掃除が楽になる
  • 家族構成や使用状況を考えて検討
  • 費用:50万円~

トイレ空間やトイレの間口が狭いと動作が大変だし車椅子や介助者が入ることができません。

標準的なトイレの広さが0.4~0.5坪ですが、バリアフリートイレの面積は最低でも0.75坪以上が望ましいので、トイレの拡張が必要になります。

新潟にある当社によくご依頼頂くのが、男性用小便器をなくして男女共用にし、2つのトイレスペースを一つにまとめるリフォーム。

一部屋にすると1坪(畳2枚弱)程度の広いトイレになり、車椅子でも楽に使用できます。

トイレの増設リフォーム

トイレのバリアフリーリフォーム_トイレが必要な場所に増設

  • トイレがほしい場所に増設する
  • 寝室から直接トイレなどの間取りが実現できる
  • 敷地や建物によっては施工できない
  • 費用:150万円~

寝室のすぐそばにトイレを増設したお客様

寝室からトイレが遠いなど、既存の間取りによってはトイレの増設が必要になることもあります。

新潟では家の広さや敷地に余裕がある事が多いので、要介護の状態によっては増設も選択肢に入れると良いでしょう。

病院の個室のように、寝室から直接トイレに行けるメリットはとても大きいです。

間取りや敷地によっては施工できない場合もありますし、費用も高額になります。今後のこともよく考えて検討しましょう。

トイレの機能も上手に使おう

トイレのバリアフリーリフォーム_センサー付きライト

  • フタの自動開閉
  • 自動洗浄
  • 人感センサーつき照明で自動点灯

体が不自由になるとひとつひとつの動作が大変になりますが、トイレや便座についている機能が大きな助けになります。

他にも例えば照明が自動でつくようにしておけば、夜でもストレスなくトイレにいけますね。

こういったちょっとした改善は費用対効果が高いです。トイレのリフォーム時には、建物のことだけでなくこれらの機能もぜひ注目してください。

トイレのバリアフリーリフォーム費用補助

和式トイレから洋式トイレ

トイレのバリアフリーリフォームには、リフォーム補助金や介護保険制度を利用できます。

適用条件や対象工事をきちんと押さえて、忘れずに申請しましょう。

介護保険

バリアフリーリフォームに介護保険

適用条件

  • 要支援または要介護認定を受けた人が住んでいる
  • 要介護者本人が入院していない
  • 被保険者の現在の住所と改修後の住所が同一である
  • 費用対象の上限は20万円
  • かかった費用の9割(上限18万円)を保険でカバー
  • 本人の年間所得額160万円以上の場合、保険割合は8割(上限16万円)

体の状態に応じて行わなければなりませんので、どのようなリフォームが必要か、まずは担当のケアマネージャーさんに相談して改修計画を立てましょう。

新潟市高齢者向け住宅リフォーム助成

トイレの前の段差

適用条件

  • 65歳以上で要支援または要介護認定を受けた人が住んでいる
  • 世帯員全員の年収合計が600万円未満
  • 対象者本人が住んでいる
  • 助成額は所得税額によって15~30万円
  • 介護保険と併用はできるが重複使用はできない
    ※介護保険を併用する場合、その給付部分を除く

介護認定がまだの場合は、新潟市の窓口に問い合わせて認定を受ける必要があります。

トイレリフォームの他、お風呂のリフォーム、玄関、段差解消など「お年寄りが困る」部分の改修が対象になります。

新潟市障がい者向け住宅リフォーム助成

トイレのバリアフリーリフォーム_新潟市障碍者向け住宅リフォーム助成

適用条件

  • 身体障害者手帳1、2級または療育手帳「A」
  • 世帯員全員の年収合計が600万円未満
  • 対象者本人が住んでいる
  • 助成額は所得税額によって25~70万円

新潟市の各区役所の「障がい福祉係」にまず相談しましょう、交付決定後に着工となります。(決定前の着工は認められません。)

新潟市健幸すまいリフォーム助成

適用条件

  • 新潟市に住民登録している
  • 過去に同様の補助金の交付を受けていない
  • 助成額は対象工事によって5~10万円(工事費用の10%)
  • 年度末の締切までに工事実績報告書を提出できること

健幸すまいリフォーム助成については、リフォーム担当者にお問い合わせください。

こちらは対象の範囲がとても広く、補助金を受けやすくなっています。

ただし先着順で決定し、市の予算上限になり次第終了するので注意しましょう。(2021年は秋口には終了しました。)

補助金や介護保険は、交付決定後の工事着手が原則です。工事後の申請は認められません。

ゆい工房ではこのような補助金等を使ったリフォームのご依頼を沢山お受けしておりますので、手続きまでしっかりサポートします。

トイレのバリアフリーまとめ

 

  • トイレのバリアフリー化は必要に応じて色々
  • どこまでやるか今後のことや要介助者の状態を考えて検討する
  • トイレ本体や照明の便利機能も活用する
  • トイレのバリアフリーリフォームには介護保険や補助金が使える
  • 介護保険や補助金を使う場合は事前申請が必要

介護しやすいトイレはもちろんですが、介護される側の
「トイレくらいは誰にも頼らずに自分で行きたい!」
そんな気持ちを尊重します。

新潟市北区周辺にお住まいでこのようなお悩みがおありになりましたら、トラブルがあったときにはすぐ駆けつけられる地元業者にご相談ください。

ゆい工房はずっと新潟市北区で活動しておりこの地域には詳しいと自負していますので、お宅の状況に合ったトイレリフォームをご提案します。

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