情報の本質を見極めるのこと

社長の本音コラム

お客様の立場から考えて、その企業の良し悪しは従業員を通じて判断しているのでしょうか、それとも企業の情報発信を通じて判断しているのでしょうか。
これは私の中では結論が出ていて、間違いなく前者だと思っています。
情報発信はいくらでも脚色できますが、実際の従業員の対応は脚色しにくいからです。
「ヒト・モノ・カネ」とは少し前まで言われていた経営の三要素でしたが、今はそこに「情報」が加わり四要素と言われております。現代社会ではそれだけ情報が大切だということです。
そんな背景もあって、企業はホームページやその他の媒体などでますます多くの情報を発信していこうとします。また、言い方は乱暴ですが裏でコンサルティング会社などがそうなるように時流を作っているのも事実です。
実際に当社も様々なコンサルティング会社から提案営業を受けますが、正攻法の提案もあれば、お客様の心理を巧みに利用して半ば詐欺まがいのような提案をしてくる企業もあります。そんなお客様を騙すようなビジネスが成立するということは、それだけ人が情報を必要としているということですし、それだけ私達が表面上の情報に踊らされているという風に言い換えることもできます。
本当に情報はしっかりと見極めなくてはいけない時代になりました。
当社に修理やリフォーム、不動産のことでご相談いただく数は、ウィルス禍にあってもおかげさまで毎年増えてきております。ありがたいことです。
しかし初めて当社にご相談くださるお客様からは
「どこに相談したらいいか分からなかった」
という声を聞くことが少なくありません。そんなお客様の想いにしっかりとお応えできるよう
「お客様に安心してもらえるよい会社」
を私と従業員たちで創っていきたいと思います。 皆様におかれましては、これからも従業員を通じてゆい工房の姿勢を感じていただければ幸いに思います。
それでは本年もどうぞよろしくお願いいたします。

ゆい工房代表取締役 渡辺陽一

渡辺陽一

この記事はニュースレターの文章から再構成しています。