社長の本音コラム 2020年8月22日

当社は『地域のお客様に安心していただくため』に存在しています。
これは『地域のお客様の不安を解消するために存在している』と言い換えることもできます。
家族構成が変わり新しい住まいを見つけていく中での不安、暮らしてく中での突発的なトラブルにおける不安、この会社は本当に誠実な対応をしてくれるのだろうか、工事後なにかあっても親身に対応してくれるのだろうかという不安…
あげたらキリがありませんが、そういう不安に対しお客様に安心していただきたいのです。
　しかし今まで当社では商品や施工に関して明確な保証制度は設けておりませんでした。
販売した商品については通常1～2年のメーカー保証がついていることが多いので、その期間内に故障すればもちろん無償で修繕させていただいています。ではメーカー保証期間を超えた年数で故障した場合はどうしていたかというと、現場担当者の判断に任せておりました。
　不具合に至った色々な状況を踏まえて現場担当者が判断していますので、結果的に設置後8年くらいでも無償にしていることもありますし、メーカー保証が過ぎた直後の修理でも有償にしている場合もあります。その現場状況に精通している担当者の判断基準が一番信頼性高く、間違いないだろうという考えからです。
　しかしそのような考えの元で運用していくと、ある担当者は無償と判断し、ある担当者は有償と判断することも起こりえますので、結果的にお客様を混乱させてしまう側面も併せ持っていました。
工事(施工)保証についても同じような考えで対応しておりましたが、商品保証と同じく判断基準が明確ではありませんでした。
　前置きがとても長くなってしまいましたが、そんな背景から当社は『商品、施工共に一律で５年の保証』を設け、判断基準も明文化しました。『ゆい工房の保証』の詳細についてはこれから請求書に同封していきますのでご確認いただければと思います。
　これからも様々な取り組みでお客様に安心していただけるよう努めてまいります。

渡辺陽一

この記事はニュースレターの文章から再構成しています。