自身のあり方問い続ける姿勢を

社長の本音コラム

 疑問を持つことは人を成長させていくうえで大切な要素だと思っています。
私が抱いている疑問はこんなです…
「北区に住んでいる人たちは、住宅の困りごとがあった際になぜ全員ゆい工房に相談しないのだろうか…?」
お客様からしたらとても馬鹿馬鹿しい疑問かもしれませんが、私は真剣に考えています。
どの業界でもシェア100%なんてことは通常あり得ません。しかし当社に声を掛けてもらえない理由を追求していかないと、やがて本質を見失い、お客様から信頼されなくなってしまいます。

ちなみに新潟市北区に持ち家は2万戸ほどあります。仮に4軒に1軒くらいの割合でなにかしらの不具合が発生したとしたら年間で5千件。しかし当社が年間に対応させていただく件数は、その半分ほどです。
ここでさっきの疑問が発動します。
なぜもう半分のお客様はゆい工房に相談しないのだろうか…?
 ・以前頼んだ時の対応が悪かったから頼まなくなった?
 ・もともと頼む会社が決まっていてそこに依頼しているから?
 ・単にゆい工房という会社の存在を知らないだけ?
 ・対応は良いのだが金額が高いと感じて頼まなくなった?
 ・大規模リフォームのチラシがよく入るので、修理はしていないと思っているから?
いろんな仮説が考えられますが、きっとどれも当てはまっているのだろうと思います。
自分たちを成長させていくことにおいて、何に対して疑問を抱くのかはさほど重要ではなく、疑問を疑問で終わらせない事が重要だと思っていますので、自分たちでできることは精一杯努力しながらお客様にとって安心できる会社にしていくことが地域密着企業の使命と考えております。

最後に…新型ウイルスは建築業界に大きな悪影響を及ぼしました。
ご多分に漏れず当社もその影響をモロにうけております。それに伴い、既に取り掛かっている工事に関しては工期の遅延、これから取り掛かろうとする工事に関しては工事自体の中止や延期と、お客様にご迷惑をお掛けしておりますことをこの場をお借りしてお詫び申し上げます。
医療従事者の方々、またイベント自粛、休校、移動の制限など皆さまも何かと大変な日々を過ごされていると思います。
一人一人が感染防止に気をつけて、一緒に乗り越えていきましょう。

追記:2020年4月ごろから受注が再開され5月12日現在、概ね回復しています。

渡辺陽一
渡辺陽一

この記事はニュースレターの文章から再構成しています。