企業は地域にとってどんな存在であるべきか

社長の本音コラム

前身である「株式会社住まいのナガイ」からゆい工房に代わって5年が経過しました。ゆい工房に社名を変える際に”会社という存在”について深く考えたことをふと思い出しましたので、その一端を今回のコラムでは書きたいと思います。
社長になる前は
「私が担当になったことでお客様に喜んでもらいたい!!」
「その延長線上で自分自身も物心ともに幸せになりたい!!」
こんなことを考えて仕事をしていましたので、「会社の存在」がどうこうなんてことは社長になるまで一度も考えたこともありませんでした。
そういえばこんなこと考えていたなぁ~と思い出したことをちょこっと…
「会社はどういう状態であるべきか?」
…会社で働いている従業員の立場になって考えてみても、その地域に住まうお客様の立場に立って考えてみても、自分自身の意思を問うてみても、会社という存在は第一に”健全な存在(状態)”であるべき。
「それは何をもって健全だといえるのか」
…考え方や姿勢の在り方だと思う。たとえば会社に利益を残すこと一つとっても、真っ当な利益の作り方から、汚い利益の作り方まで様々あるのだなと社長になって初めて知った。ならば良い考え方をもって利益を作ろう。また、お客様にとって納得がいっていないものに関しては決して逃げずに真摯に対応していく、そしてご指摘されることを恐れず自分たちからお客様の声を聴きにいく。そういう姿勢や考え方が、”健全な存在(状態)”である。…などなど…
コラム枠内におさめるためかなり割愛しましたが、最近になってようやくお客様の声を聴きに行ける体制が整いつつあるという…歩みが遅くてすみません( ;∀;)。何もなければあと20年近くは私が社長を務めなければいけないわけですので、遅くてもしっかり前に進んでいるということなら、この歩みの遅さも許容範囲にしておきましょう♪
ゆい工房は地域においてどういう存在になって、どういう貢献をしていかなければいけないのか…これからも自分に問うていき続けなければいけない大切な問題です。
それでは本年もよろしくお願いいたします。

渡辺陽一
渡辺陽一